2013年6月30日日曜日

ローマ偉人列伝 カエサル

共和政ローマ期の
政治家、軍人、文筆家

ガイウス・ユリウス・カエサル
(紀元前100~紀元前44年
ジュリアス・シーザーは英語読み)

古代ローマ帝国が生んだ
史上最高の天才、カエサル。

「賽(さい)は投げられた」
「来た、見た、勝った」

などの名言でも知られています。肖像が刻まれたコインがありますね。後継者に、古代ローマ帝国の初代皇帝・アウグストゥス(紀元前63~紀元14年)がいます。

古代ローマを題材にした海外テレビドラマ超大作、『ROME』 (ローマ)のコレクターズ DVD -BOX、前後編の DVDが販売、レンタルリリースされています。

カエサルは日本ではまだまだ馴染みの薄い人物ながら、古代共和制ローマを救った救世主であり、型破りの天才です。

功績を簡単にいうと、ガリア(現フランス)、ベルギー、イギリスまで攻め込んで、帝国の礎を築いた偉人です。

自ら著したガリア戦争の遠征記録、『ガリア戦記』 をはじめる前から、女たらしと借金が有名でした。

特筆すべきは――
想像もつかない借金の金額!!

11万の兵士を1年雇える金額、という記録があります。現代の兵士1人分の給料が月額、約15万円として

165億円×12ヵ月=1980億円
の借金!!

国や組織の借金ではありません。
カエサル個人の借金です。

イタリア在住の作家、塩野七生先生の古代ローマ歴史長編小説 『ローマ人の物語』 でも天文学的な借金とありますが

頷けます。現代人なら誰でも1度は直面する問題です。が、個人で 1980億円もの金額を借金できるでしょうか?



破格の英雄
ローマの救世主、カエサル

第3次奴隷戦争でスパルタクスを討ち取り、グナエウス・ポンペイウス(紀元前106~紀元前48年)、カエサルと共に

第1回 3頭政治を行った、マルクス・リキニウス・クラッスス(紀元前115頃~紀元前53年)という政治家・軍人のお金持ちが、大口スポンサーでした。

貸す側も
懐が大きいですね~^^;

ちなみに、クラッススは、アメリカの雑誌 『フォーブス』 が 2007年に選んだ 「歴史上の富豪」 で、歴代第8位。

総資産 1698億(アメリカドル)という人物です。2千年経ちましたが、天文学的な借金をしても女性にモテモテ。

――ガリア、イングランド、エジプト征服、ローマ共和国内戦終結できた男は、現れていません。

借金イコール悪という考え方はしない方が良いのか? 借りられる最高金額がその人の社会的信頼度だと考えれば

日本の借金もどうという事はありません。信用がない人にはお金は借りられません。

ガリア征服も上手くいって、カエサル暗殺の前には殆ど借金を返済できていた様です。

海賊に誘拐されたり、クレオパトラと大恋愛。波乱万丈の人生。日本にも、カエサルの10分の1でもいいから

こういったスケールの大きい人物が生まれて欲しいものですね。死後、神格化される人物が生まれるのは中々、難しい事ではあるのですが。

カエサルの名言は数多くあります。
1番いいと思うのはコレ ↓

「人間ならば誰にでも、現実のすべてが見えているわけではない。多くの人は、見たいと欲する現実しか見ていない」 


――インターネットで世界中の情報が手軽に手に入る時代ですが。

「自分に見たいと思う事しか
 見ていないのではないか?」

深い言葉ですね。
時には、自問自答してみましょう。
東間 陽一 Yoichi Azuma


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