2013年10月10日木曜日

ROME [ローマ] 海外テレビドラマ アメリカ・イギリス共同制作の歴史大作 感想


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ネタバレNGの方はご注意下さい。

『ROME [ローマ]』
 2005年製作

アメリカ合衆国 HBO
イギリス BBC
共同制作テレビドラマ

【監督】
 マイケル・アプテッド
 アラン・テイラー
 アレン・コールター
 アラン・プール
 スティーヴ・シル
 ティモシー・バン・バタン

【製作】
 トッド・ロンドン

【製作総指揮】
 フランク・ドールガー
 ギャレス・ニーム
 ジェーン・トランター

【脚本】
 ブルーノ・ヘラー

【音楽】
 ジェフ・ビール

【出演】
 ケヴィン・マクキッド
 レイ・スティーブンソン
 ポリー・ウォーカー
 ジェームズ・ピュアフォイ
 キアラン・ハインズ

 ケネス・クラナム
 リンゼイ・ダンカン
 マックス・パーキス
 ケリー・コンドン
 ほか


ROME ローマ
つるはしと兵站で勝つ

『テルマエ・ロマエ』 エピソード・ゼロ。総制作費200億円。制作期間8年の大作! 海外TV ドラマです。

カエサル視点の映画はあるので、百人隊長ヴァレヌス中心に話が進みます。残念ながら?ちょっとセクシーな

時代映画なので、地上波は難しいでしょう。まだ、1、2巻しか見ていないので、時間がとれたらぜひ、全巻みたいですね。

ラッセル・クロウ主演 『グラディエーター』 に匹敵する完成度です。あの、『テルマエ・ロマエ』 の漫画家

ヤマザキマリ先生は、この、『ROME』 をみて、『テルマエ・ロマエ』 のアイデアに繋げたようです。全巻みてないので

銭湯シーンがあるのかどうか、気になります。古代ローマの集大成として、英雄ユリウス・カエサルが

歴史の表舞台にでてくる訳ですが、カエサルが内戦を収めなければ、共和国ローマは幾つかの国に

分裂して消えていた事でしょう。EUより強大な国だった訳ですが、ローマ帝国となると、西欧人の見る目は変わります。

帝国=悪とキリスト教が教えるので、道徳として、帝国は悪でなければならない様です。歩兵部隊なら

最強だったローマ人の軍隊ですが
『ローマ人の物語』 (塩野七生著)では

「つるはしと兵站
(へいたん=ミリタリー・ロジスティックス)
 で勝つ」

と言われていました。戦闘で敵に勝つことだけならば、どんな国でも出来ます。ローマ軍が強かったのは

征服した地域に道路を敷設し、水道など、今でも大変重要な生活ライン・ライフラインを大事にした事です。


ローマの強さ
負けてもただでは起きないタフネス

アッピウス・クラウディウス・カエクスという元老院が、最初の道路を敷設し、水道を整備しました。2千年経った

現在でも、満足な水を飲む事ができない人々がいるのは、非常に残念な事です。アレキサンダー大王や

ナポレオンの様な、ミリタリーに優れた人物ばかりに目がいくのも、残念な事です。ローマが強かったのは

地味なインフラ整備をしっかり整え、天才軍人ばかりに軍隊の指揮を任せなかった事です。共和制時代は

軍隊を2人の執政官が指揮しました。期間は1年。つまり、軍隊を指揮する人間が多くなるという事は

1人の天才軍人に頼り切るリスクが減るという事。カエサルは勿論天才でしたが、普通に軍を指揮できる人間は

当時多かった筈です。ローマは全ての戦闘で勝ちまくった訳ではありません。騙されて1個師団失った事もあります。

日本人は最近元気がありませんが、負けてもただでは起きないというタフネスさが、現在求められている気がします。

東間 陽一 Yoichi Azuma




海外ドラマ 古代ローマ大作!
ROME [ローマ]


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