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マイノリティ・リポート CGが楽しめる近未来SF! 追う者、追われる者 感想


『マイノリティ・リポート』
 近未来SFサスペンス映画


 2002年/アメリカ製作
 2002年12月7日/日本公開

【原題】
 Minority Report

【原作】
 フィリップ・K・ディック

【監督】
 スティーブン・スピルバーグ

【脚本】
 スコット・フランク
 ジョン・コーエン

【出演キャスト】
 トム・クルーズ
 コリン・ファレル
 サマンサ・モートン
 ロイス・スミス
 マックス・フォン・シドー
 ピーター・ストーメア
 ティム・ブレイク・ネルソン
 マイク・バインダー 他


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【感想】
ハリウッドを代表するとも言える「イケメン」ことトム・クルーズ主演、スピルバーグ監督作品『マイノリティ・リポート』。

殺人事件を予知し事前に逮捕するという近未来ストーリー。SFとスピルバーグ監督のファンなので、映画館まで鑑賞しに行ってきました!

トム・クルーズとCGが楽しめます。近年日本の警察官の不祥事が多く、さすがに心配です。

あろうことか定年間際のベテラン警官がパチスロの5円スロットのコインを 20円スロットで使って逮捕され、退職金がパーに。

おまけに汚名がつくという大悲劇。セコいことをするとどうも高くつくようです。たとえ誰も見ていなくともお天道様は全てご存知です。


網膜で識別、鉄道の自動改札口を通るシーンがあります。現在はカメラの技術がかなり進んでいて、変装・整形手術してても個別の識別ができそうですね。

ある遊園地では、顔写真の登録で入場もできるとテレビでやってました。

時代が経てば生まれた時に指紋、DNA、顔写真が撮られ、パソコンですぐに犯人を割りだす時代が来るのかも知れない。

残念ながら、防犯カメラが決め手となって逮捕にいたる事件も、少なからず増えてきつつある時代に来ています。

犯罪が全てすぐに取り除かれ、完全なクリーンな社会が実現したとすると、未来の世界は恐ろしく不気味な静かな世界になるでしょう。


人間とは何かと考えると、不完全で不器用な存在だと僕は思います。

「我々にかたどり、我々に似せて、人をつくろう。そして海の魚、空の鳥、家畜、地の獣、地を這うもの全てを支配させよう」

神は、ご自分にかたどって人を創造された。神にかたどって創造された。男と女に創造されたと聖書にあります。

人類進化、最後に造られる都市は恐らく完璧で、そして、恐ろしく静かな社会が形成されるでしょう。

今の自然災害を考えれば、地下に大都市が築かれ、『銀河鉄道999』のような機械と融合した機械人間がくらす事になると思われます。


SF映画をみれば未来が見えるような気がするので、もっとSFを鑑賞したい。

『マイノリティ・リポート』。そんなことを改めて考えさせられる深い作品。おすすめ映画です。

東間 陽一 Yoichi Azuma
sieg2039

2013.11.07 初回更新
2019.05.25 更新