2015年9月22日火曜日

ニキ・ド・サンファル展 国立新美術館 射撃絵画で時の人に 展覧会感想

ニキ・ド・サンファル展
国立新美術館(港区六本木)

2015年9月18日(金)
~12月14日(月)


フランスの画家
彫刻家、映像作家

ニキ・ド・サンファル
Niki de Saint Phalle
(1930―2002年)

――ぽよぽよした妊婦さんのような姿が特徴のニキさんですが、僕にとっては、身近な彫刻家でした。

というのも、福岡ヤフオクドームの傍に、ニキさんの彫刻が飾ってあるからです。東京旅行で最終日鉄板の、国立新美術館へ行く事に (*^^*)

展示はニキさんの生涯順の展示で、初期作品からの展示!! ぽよぽよして、かわいいイメージばかりだったのですが

初期の作品が病んだものばかりで驚きました。展覧会のVTRによると、11歳のときに父親から性的虐待を受けた様で

心の傷を吐きだす様な作品でした。ニキさんの父親は銀行家で、世界恐慌で仕事と全財産を失ったようです。

父親に対する怒り、男に対する怒り、世間に対する怒り。マグマの様な怒りのエネルギーを全てキャンバスにぶつけていた。

「射撃絵画」 で一躍有名に。VTRには度胆を抜かれました。ペンキの入った缶や卵をキャンバスに取り付け

それを観客の目前でバンバン射撃したVTRが展示。草間彌生さんといい、病をのり越えた女流芸術家にはパワフルな方が多い。

心理学者の河合隼雄さんが、傷ついた人が癒されて復活するプロセスは素晴らしいと仰っていたが、正にその通りだった。

憤怒から女性への賛辞に移り
そして、宗教にたどり着く――

壮大なドラマが楽しめる展覧会、お釣りがくる展覧会。眠気がぶっ飛びました!! 一部撮影可。カメラ持参で入場がおすすめです!!

19日(土)、深見東州先生の武道館単独!コンサートにも参加。日本武道館にも行ったのですが、感動のコンサートでした!!

尊敬する深見先生が
自身の著書で仰っている

死んでから持って行けるものは
3つ。信仰、芸術、学問。

という内容を想い出しました。なので、やたらと貯金やモノに走るより、美術館や博物館、映画やアニメの鑑賞に力を入れたい。

心を病んで自殺して終わった可能性も、ニキさんの人生には有ったかも知れない訳です。何もしなくても良いから、とりあえず

「生きる」 というのはとても大事なことの様です。冷房が強いので、冷え性の方はジャケットを着て入る事をおすすめします。

う~ん、国立新美術館のちょっとした欠点なのか? とにかく寒い。エントランスと室内の温度ギャップが激しいのかも(汗)

室内入口にエアーカーテンを設置すれば解決するかも知れませんが。ま~今度行った時に、意見箱に入れてみます^^;



【今回の美術館めぐり】

9/18(金)鑑賞
クレオパトラとエジプトの王妃展
7/11(土)~9/23(水・祝)
東京国立博物館 平成館
(台東区上野公園)

9/18(金)鑑賞
メカニックデザイナー 大河原邦男展
8/8(土)~9/27(日)
上野の森美術館(台東区上野公園)

9/19(土)鑑賞
マルモッタン・モネ美術館所蔵 モネ展
9/19(土)~12/13(日)
東京都美術館(台東区上野公園)

9/20(日)鑑賞
ニキ・ド・サンファル展
9/18(金)~12/14(月)
国立新美術館(港区六本木)
以上


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