2016年5月22日日曜日

日曜美術館 国吉康雄 アメリカで蘇(よみがえ)る日本人画家 千住博 感想


『日曜美術館』
 NHK Eテレ(教育)

 毎週日曜 09:00~10:00 放送
 翌週日曜 20:00~21:00 再放送

「国吉康雄
 アメリカで蘇(よみがえ)る
 日本人画家」

 2015年12月20日 放送
 2015年12月27日よる 再放送

【司会】
 井浦新(俳優/ものづくり集団
『ELNEST CREATIVE ACTIVITY』
 ディレクター)

 伊東敏恵(語り兼務)
 (NHKアナウンサー)

【出演】
 千住博(日本画家)

【VTR出演】
 トム・ウルフ(美術史家)
 江原久美子(岡山大学准教授)
 ブルース・ドーフマン(画家)
 岩井希久子(絵画保存修復家)


――アメリカ・ワシントンにある美の殿堂。2015年夏、1人の日本人画家の展覧会が開かれ注目を集めました

(スミソニアン・アメリカンアートミュージアム)。社会の底辺で生きる女性。物憂げで、それでいて

芯の強い姿を
優しい筆遣いで描いた代表作です。
画家の名は

国吉 康雄
(くによし・やすお
 1889―1953年)

20世紀初頭、移民として海を渡り、ニューヨークで活躍しました。太平洋戦争に人種差別。

その絵には計り知れない
苦難が刻まれました。

スミソニアン・
アメリカンアートミュージアム
館長エリザベス・ブラウン

「差別を受けながらも、素晴らしい芸術を生んだ国吉康雄を今こそ、アメリカは見つめるべきです」

男性客
「今まで見た絵と、全く違う魅力があります。アメリカにいた日本人だったから描けたのだと思います」

国吉が亡くなって 60年余り。大量の遺品の調査が本格的に始まり、画家の素顔が、少しずつ見えてきました。

波乱の人生から生まれた
哀しみと希望の絵画――


★ 第1次世界大戦、第2世界大戦と、波乱の時期によくアメリカに渡ったものです。第1次世界大戦は

それほど関係はなかっただろうが、太平洋戦争ではかなり差別された事だろう。それでもアメリカに

滞在できたようなので、アメリカンドリームを叶えた画家といえます。美術雑誌で国吉康雄さんの作品を

みた事がありますが、展覧会はこちらでは余り開かれないので、詳しく知らない画家さんでした。

九州でも展覧会を開いてほしいです。雑誌・週刊モーニングで連載中、かわぐちかいじ先生の漫画

『ジパング 深蒼海流』 の台詞で、戦と関係ない人はいないと断言してありました。その通りです。

画家といえども、戦争と無関係ではいられません。アメリカ政府の要望で、戦争の絵をたくさん描いていれば

戦後日本で、「あの時あいつは…」 みたいな事をずっと言われるでしょう。アメリカではありませんが

藤田嗣治さんは戦争絵画をたくさん描いて、戦後日本で冷遇され、フランスに行ってしまいました。

最終兵器である核兵器があれば、皮肉な話ではありますが、大国同士の戦争はもう無いでしょう。

今後は自然災害に翻弄されることが多くなると思うので、気軽に作品をためる事ができるパソコンに

作品をストックしておくのも良いかも知れない。油絵や彫刻をすべて移動するのは、大変なこと。

災害などで突然襲われたら
一貫の終わりです。

21世紀ですから
デジタル作品を多く持つのも
悪くない気がしてきた。

もっとたくさん
絵が描きたいです。

東間 陽一 Yoichi Azuma



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【関連展覧会】
「ミスター・エース」
「戦争ポスターの習作シリーズ」
 など国吉康雄の作品が展示

 ベネッセハウスミュージアム
(香川県直島町)
 2016年01月19日
~2017年01月09日

 岡山の美術展
「もの思う女」
「逆さのテーブルとマスク」
 などが展示

 岡山県立美術館
 2015年12月17日
~2016年02月07日





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