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熊本地震から3か月 マラーの死来日 ランス美術館展 熊本県立美術館 感想


――熊本地震から3か月
ようやく、心身ともに




落ち着いてきたので熊本県立美術館のランス美術館展に、ブログ運営の Writer Miyu と行く事にしました。

熊本地震以降、熊本城を見ていないので、かなりドキドキした。いつもの加藤神社からのお城の抜け道が

使えなくなっていたので
お城をぐるりと回ったのですが

テレビで見る通りでした…

とても頑丈で、崩れる筈がないと思われる城壁が崩れているのを直に見て、余りの恐怖に震えました。

真夜中の地震でなければ、熊本城でけが人や死者などの犠牲者もあり得たと思われます。それを考えると

不幸中の幸い
だったのかも知れません…

熊本県イコール熊本城といっても過言ではないので、県の宝物である熊本城が大きく傷ついたさまを見ると

涙が出ます。百万円位、ドーンと寄付したい所ですが、小銭しか寄付できない自分が不甲斐ないです。

なんと無力な事かと、痛感。しかし、調べてみると過去にも大きい地震があったようで、やはり、地震は

忘れた頃にやってくる
という格言通りでした。




話が逸れましたが。流石、フランスの美術館の展示品という事だけある、絶品ばかりが来熊(らいゆう)。

歴史の教科書に載っていたかも知れない、『マラーの死』 の本物を鑑賞する事ができ、感激しました。

どれも丹念に描かれています。美しいフランスに住むと、仕事がすごく丹念で、綺麗になるのでしょうか。

山積みの本を処理したから、三島由紀夫 先生をまねて、フランス文学も読んでみたい気分になってきた。

テロでヨーロッパが揺れていますが
『銀河英雄伝説』
(田中芳樹著) のなかで

「テロで歴史は動かない」

という名言がありました。ちょうど展覧会にいく前、テロで妻を亡くした男性のドキュメントをやっていました。

犯人を恨まないと。

フランス革命と言いつつも結局、ブルボン王朝になってしまったフランスには、首を傾げるものはあれど

美しいフランスとヨーロッパが
きれいな作品を

生み続けてほしいと
切に願うところです。

フランスよ、熊本よ
永遠なれ。

東間 陽一 Yoichi Azuma



【関連展覧会】
 ランス美術館展
 熊本県立美術館 1階展示室

 2016年07月16日(土)
―2016年09月04日(日)
 09:30~17:15

 月曜休館
 08月15日(月) 開館
(08月09日~21日 連続開館)

 08月01日(月)
「障がいのある方々の鑑賞デー」
 として開館



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