2017年3月26日日曜日

日曜美術館 1945年 黒の黙示録 香月泰男 丸木位里・俊 川田喜久治 感想


『日曜美術館』
 NHK Eテレ(教育)

 毎週日曜 09:00~10:00 放送
 翌週日曜 20:00~21:00 再放送

「1945年 黒の黙示録
 香月泰男
 丸木位里・俊
 川田喜久治」

 2016年10月16日
 09:00~09:45 放送

 2016年10月23日
 20:00~20:45 再放送
 
【司会】
 井浦新(俳優/ものづくり集団
『ELNEST CREATIVE ACTIVITY』
 ディレクター)

 伊東敏恵(語り兼務)
 (NHKアナウンサー)

【ゲスト】
 小栗康平 (映画監督)
 土方明司
 (平塚市美術館 館長代理)

【出演】
 川田喜久治 (写真家)
 岡村幸宣
 (原爆の図 丸木美術館 学芸員)




――戦後を代表する3つのシリーズが初めて、一堂に会しました(平塚市美術館・神奈川県)。

黒い色がいっぱいに広がる油絵。モノクロームの黒が際立つ写真。屏風に水墨で描き出された、黒々とした人の群れ。

いずれも、1945年。
敗戦といういくさの果てから
生まれました。

平塚市美術館 館長代理
土方 明司
「発表された当時から非常に衝撃をもって受けとめられて、半ばもう、伝説化している作品群なんですね。

現在の視点でこの3つのシリーズを改めて見直すという事が、ひいては、戦争という、その時代の

大きな悲劇を考える事にも
通じるんではないかと思います」

――香月泰男(1911―74)。兵士として自ら体験した、戦争と抑留の記憶を、シベリアシリーズとして描き続けました。

57点の作品群。その多くは、『黒』 が画面を支配。苛烈を極めた日々が深く刻み込まれています。

丸木位里(1901―95)・俊(1912―2000)夫妻。原子爆弾による、未曾有の惨状を描いた画家です。




★ 学生の時、熊本か大分で、戦争体験の絵がたくさんあった美術館のような場所を、今になって必死で

探しているのですが、見つかりませんでした。よ~く調べてみると、阿蘇小国町の坂本善三美術館のようでした。

ストリートビューで確認しても、間違いありませんでした。同じ敷地に新しい建物が立っていたので

ちょっとピンときませんでした。学生時代、研修で行った際には、戦争体験を絵にした展示でしたね。

自分の生存中、日本が直接関わる戦争があるかどうか分からないが、平和な時代は一応、続いている。

祖父は満洲で鉄道員をしていて、現地召集で兵士となり、ロシアのシベリアから命からがら帰ったようだった。

満洲が続いていたのなら、別の人と結婚して、母が生まれる事はなかったでだろうから、第2次世界大戦は

少なからず影響している。祖父は戦争体験を、余り話しませんでした。戦争を知らない世代なので

戦争と言われても、余りピンとこないのが本音です。現代の戦争はハイテク化しているので、常備軍で

訓練している兵士しか要らないでしょう。普通のサラリーマンを突然兵士にしても、実践で使えるかは疑問。

皮肉な話ですが、人道的、軍事的な観点からも、ロボット兵器を投入した方が効率的でしょう。だから

僕が生きている間に、銃をとって国を守る必要はない気がします。よって、第2次世界大戦と太平洋戦争の

体験は貴重です。絵や写真はとても貴重なものとなるので、大切に保管して、戦争の悲惨さを後世に

もっと伝えてほしい
そう、思います。

東間 陽一 Yoichi Azuma






【関連記事】
日曜美術館 国吉康雄 アメリカで蘇(よみがえ)る日本人画家 千住博 感想

日曜美術館 40年記念 特別アンコール 私とルドン 作曲家 武満徹 感想

ロング・エンゲージメント おすすめ感動映画 戦争時代、一途に生きた女性 感想


0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。