2017年6月15日木曜日

日曜美術館 果てしなき夢~画狂老人、北斎の晩年 80代究極の絵 波、鳳凰 感想


『日曜美術館』
 NHK Eテレ(教育)

 毎週日曜 09:00~10:00 放送
 翌週日曜 20:00~21:00 再放送

 2017年01月08日放送
「果てしなき夢
 ~画狂老人、北斎の晩年~」

【司会】
 井浦新 (俳優/ものづくり集団
『ELNEST CREATIVE ACTIVITY』
 ディレクター)

 伊東敏恵 (語り兼務/
 NHKアナウンサー)

【出演】
 浅野秀剛
 (大和文華館館長
  あべのハルカス美術館館長)
 橋本健一郎
 (北斎館館長)

 高橋由貴子
 (東京伝統木版画工芸協同組合
  理事長)
 中山誠人
 (摺(すり)師)

【朗読】
 平泉成




――90歳の長寿を全うし、およそ3万点にものぼる絵を描いた…葛飾北斎。 北斎がその代表作

『富嶽三十六景』 を描いたのは晩年 70歳をこえてからでした。更に 75歳になると、グラフィック

アートの傑作といわれる 『富嶽百景』 を世に出します。この富嶽百景から亡くなるまで北斎は

「画狂老人卍」 という画号を使います。一心不乱に絵に打ち込んだのです。80代になった北斎は

毎朝の日課として獅子を描きました。力みなぎる筆づかい。魔よけを願い長寿を祈った、獅子です。

橋本 健一郎 (北斎館館長)
「1日1枚を描けば
 日付をいれて
 外へ丸めて捨ててしまうと」

――80代半ばには究極の絵を描きます。形のない波の姿を追い求めた北斎が最後にたどりついた

祭屋台天井絵・男浪図。そして、緑と赤の強烈な色彩の鳳凰図。スーパー老人北斎の真骨頂です。

高橋 由貴子
(東京伝統木版画工芸協同組合
 理事長)
「北斎、この年でまだまだ
 枯れていない凄さですよね」

――80歳にはますます進歩し、90歳になればその奥義を極め、100歳になったら神技の域に到るだろう。




【感想】
『老人Z』 という古いアニメがありますが、これが元ネタと今知りました(笑) 3万点絵を描いた

人に比べたら僕はまだまだ。医学がほとんど発達していなかった時代、90歳はすごいです!

そういえばアラーキーこと写真家・荒木経惟さんの 「写狂老人」 も、北斎リスペクトみたいね~

死の床に臥せるまで創作活動したいものです。現代サラリーマン生活は 65歳で終わりですが

画家は死の床に臥せるまで働くことができます。そう思うと、美大を選んで本当にベストな選択

をしたと思っています。西洋の油絵ばかり好きでしたがそろそろ、日本の芸術家を時代問わず

研究したくなってきました。便利なインターネットがあれば、画家のプロフィールに画像検索を

かければ作品が沢山でます。画集を買わずともネットで研究できることが可能となりました。

3Dプリンタがあれば、できることは全てできそうな勢いです。ますます展覧会に行って本物に

ふれ、自分の創作活動に活かしたいです。『北斎漫画』 を買おうかと思い、試しに画像検索を

かけるとほとんど出ます。これは出版社が儲からない訳です。僕の画集も売れなかったりして

(笑) 『ドラえもん』 のような便利道具で、もっと深い作品を、貪欲に創っていきたいものです。

東間 陽一 Yoichi Azuma



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