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アンジェラ フランス感動作品 面白いモノクロ映画 異色のラブストーリー 感想


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ネタバレNGの方はご注意下さい。

『アンジェラ』

【原題】
 ANGEL-A

2005年製作(フランス)
2006年5月13日(日本公開)

【配給】
 アスミック・エース

【監督・脚本・製作】
 リュック・ベッソン

【撮影】
 ティエリー・アルボガスト

【編集】
 フレデリック・トラヴァル

【音楽】
 アンニャ・ガルバレク

【出演】
 ジャメル・ドゥブーズ
 リー・ラスムッセン
 ジルベール・メルキ
 セルジュ・リアブキン
 ローラン・ジュムークール
 ほか


美男美女ひしめく時代
問われるアイデンティティ

コンプレックス男を癒す謎の美女。リュック・ベッソン監督 『アンジェラ』。DVDパッケージを見ても分かる通り

背の高い美女と、背の低い男。リュック・ベッソン監督のインタビューを、今でも憶えています。雑誌やテレビを見れば

これみよがしに美男美女がひしめく現代。テレビや雑誌に出ている人と自分を比べ、劣等感を感じる人も多い筈。

『自分は自分 他人は他人』

アイデンティティの獲得が現代ほど、いかに重要かを痛感します。21世紀は、モノやカネから一旦離れて

『私は、誰?』

という事を考える時期ではないでしょうか。金こそすべてと豪語する人もいる様ですが。アンケートを取ると

年収1千万円超の人で 「幸せ」 と答えた割合は意外と少ない、というデータがあります。自分のコンプレックスは

何だろうと考えると、沢山ありすぎてどう仕様もありませんが、余り気にしてはいません。幸福とは何か? 金か、女か

出世することなのか。東日本大震災後に考える事は、そんなものは些細な事で、それらの要素は人生の1部分――

少ししかページが
ないという事です。


芸術の都パリの気分が味わえる
フランス感動作品

『龍がその権威を獣に与えたので、人々は龍を拝み、さらに、その獣を拝んで言った、「だれが、この獣に匹敵し得ようか。

だれが、これと戦うことができようか」 』。
(ヨハネ黙示録 第13章)

母なる自然の前では、人間の力など、微々たるものです。街が消えるのを、皆さん目撃した訳ですから

大事なのは家族で、その他のことは微々たる問題にしか過ぎません。細かい問題ばかり相手にせず、もっと

大きい視野に立ちたいものです。

『アメリ』 に出演していた俳優、ジャメル・ドゥブーズが主人公。冴えないチンピラを名演技で演じています。

ヒロイン・アンジェラは、リー・ラスムッセン。モデルで映画監督を目指している様です。女優・モデルという美貌に加え

天は二物以上を与えるのか。人類みな兄弟。渋いモノクロ映画です。パリを観光している気分が味わえます。

グーグルのストリートビューで、パリ・バーチャルツアーを、今からでもしてみましょうかね。世界観光がっかりの

パリですが、芸術の都であるのは間違いありません。ルーヴル美術館も、1度は訪ねてみたいなぁ。

パリジェンヌ必見!

東間 陽一 Yoichi Azuma




リュック・ベッソン監督
異色ラブストーリー アンジェラ