『日曜美術館』
NHK Eテレ(教育)
毎週日曜09:00-10:00 放送
翌週日曜20:00-21:00 再放送
【司会】
井浦新(俳優/ものづくり集団
『ELNEST CREATIVE ACTIVITY』
ディレクター)
伊東敏恵(語り兼務)
(NHKアナウンサー)
【出演スタジオゲスト】
角田光代(作家)
高橋明也(三菱一号館美術館館長)
【VTR出演】
滝本誠(映画評論家)
伴田良輔(写真家)
Amazon
「胸騒ぎの風景
ヴァロットン×角田光代」
2014年07月27日 放送
2014年08月03日 再放送
【番組内容】
――1枚の絵画との出逢い。それは時に、思いがけない物語をみる者の胸に浮かび上がらせる。
ベストセラー作家の角田光代さん。今、ある画家が投げかける「謎」に心を奪われています。
猥雑な空気を漂わせ、言葉を交わす、男と女。妖しい視線に秘めたたくらみとは? 食卓を囲む家族。そこには温もりのかけらもない。
一体なぜ? 覗いてはいけないサスペンス映画の一場面。密室のサスペンス。
角田光代「好きか嫌いかって言ったら、余り好きではないと思うんですよね。ただ、それでも何というのかな…好き嫌いじゃない『感動』みたいなもの。
その気持ちが揺さぶられるとか、不安な気持ちになるというのも、1つの感動なんだなということを教えてくれる作品だなと思います」
――画家の名はフェリックス・ ヴァロットン(1865-1925年)。19世紀末のフランス。その奇妙さゆえに作品は批判され、長く埋もれた存在でした。
評価が高まったのは没後90年近く経った去年。2013年、グラン・パレ。パリで初の回顧展が開かれ、30万人動員。
不遇の画家が満を持して、光のあたる場所へ。今という時代だからこそ目をそらさずにはいられない。
【感想】
まったく知らない画家さんでした。検索してみると、東京(千代田区丸の内)で開催されたようです。三菱一号館美術館は行ったことがない、行ってみたいな~。
心を奪える絵を描いてみたいものです。『ルパン三世』の峰不二子という女のように「謎」があると美女になるのかも知れません。
僕はミステリアスな人との出逢いがないようで。モデルも大事だと分かってはいるのですが、モデル代捻出にも難しいものがあります。
友人であっても、モデル代は支払わなければならない。人付き合いが苦手なので、成功しづらい要素かも知れません。
シュールレアリスムのようなシュールな構成の絵が多いようです。時間がとれたら、僕も版画に取り組みたいものです。
今だとイラストレーターで簡単に作れてしまいます。プリンタを印刷機として使える現代は恵まれています。
東間 陽一 Yoichi Azuma
sieg2039
【関連展覧会】
「冷たい炎の画家 ヴァロットン展」
オルセー美術館発。待望の世界巡回
2014年6月14日-9月23日
三菱一号館美術館
2014.12.04 公開
2015.06.01 移転
2020.01.08 更新