『日曜美術館』
NHK Eテレ(教育)
毎週日曜 09:00~10:00 放送
翌週日曜 20:00~21:00 再放送
「まど・みちおの秘密の絵」
2015年09月27日 放送
2015年10月11日よる 再放送
(※通常日程と異なる)
【アンコール】
2015年12月27日 放送
2016年01月10日よる 再放送
【司会】
井浦新(俳優/ものづくり集団
『ELNEST CREATIVE ACTIVITY』
ディレクター)
伊東敏恵(語り兼務)
(NHKアナウンサー)
【出演】
谷川俊太郎(詩人)
【VTR出演】
谷悦子(梅花女子大学名誉教授)
伊藤俊治(東京芸術大学教授)
神沢利子(児童文学作家)
笹野高史(俳優)
市川実日子(女優)
『ぞうさん』 『やぎさんゆうびん』 『ふしぎなポケット』。日本中で愛される童謡の生みの親
詩人まど・みちお
(1909―2014年)
2014年に 104歳で亡くなるまで、世界を子どものような目で眺め、その発見を、瑞々しい言葉で
詩にして来ました。そんなまどには、もうひとつ、創作に打ち込んだものがありました。
まど・みちお
「これは
作品と言えるかどうか分からん。
このままじゃ、どうにもならん」
それは、絵です。特に 50代の頃に盛んに描きました。3年半で 100点以上。どれもが何を描いたのか
はっきりしない、不思議な作品ばかりです。まどはこうした絵を、押し入れにしまい込み
長い間
秘密のままになっていました。
神沢 利子(児童文学作家)
「絵の方が、まどさん自身を表現してるといいますかね。本当に、自分の世界って何なのかを
見つめて取り戻して
自分らしくありたいっていう」
『ぞうさん』 のヒットから 10年。
当時まどは
創作の限界を感じていました――
★ 『ぞうさん』 の作者が近年まで存命だった事に、驚きました。幼稚園では定番の曲ですね♪
日本人であれば一生のうち、1回は必ず歌うであろう名曲です。行き詰まったら別の事をして
ほぐすというのは大事なようです。結構僕も煮詰まっているので、テレビを見ながら落書きをしていい
落書きを油絵にするとかやってみたいですね。まどさんの作品は、山口県周南市美術博物館で
観覧できるようです。山口県に行く用事があれば、足を運んでみたいものです。絵をもっと沢山
ストックして、詩・絵・写真をあつめた作品集を、Amazon で発表してみたくなって来ました。
本を印刷してなくていいので、好きなだけ作れます。(売れるかどうかは別問題ですが)在庫を
抱える必要がないので、とても魅力的。21世紀以降は多分、ネット作家が増えると思っています。
出版社とのやりとりもネットで出来るので、地方にいても、イイモノを創る事さえできれば
無限の可能性が出てきました。インターネットが完全に出来上がっている現代に求められるのは
今までの価値観を一旦完全に忘れて
織田信長のような自由で奔放
奇想天外な発想力、創造力が
嘗てないほど求められている。
まだまだ石頭。
固定概念を覆すくらい
トレーニングをしたい。
東間 陽一 Yoichi Azuma
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【関連展示・展覧会】
「常設展示まど・みちおコーナー」
周南市美術博物館 常設展示
(日曜美術館で紹介された
50代に描いた絵の一部を
年間を通して展示)
周南市美術博物館
開館20周年記念
「まど・みちおのうちゅう」
周南市美術博物館
2015年11月13日
~2016年01月17日
(日曜美術館で紹介された
50代の抽象的な絵のほか
詩人まど・みちおの足跡を辿る
文学関係の資料・映像展示予定)
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