2009年4月28日火曜日

街道の女王 アッピウス街道

アッピウス・クラウディウス・カエクス

(紀元前340~紀元前273年)

こんにちは。東間陽一です。

映像制作スタジオの準備と通常の仕事に追われる毎日ですが、頑張ってます。

『ローマ人物語』 を経営の参考にしているので、

このブログを通して皆さんにお伝えしていけたらと思っています。

「ローマの道は一日にしてならず」。

ローマの道はアッピウス街道からということで、

第1回は、アッピウス・クラウディウス・カエクスについてお話しします。

アッピウスと言えば、アッピウス街道。

「街道の女王」と呼ばれる、ローマの最初の道を発明した人物です。

以降のローマの道は、この道路を原型としています。

当初軍隊の道路として敷設されたが、ローマ帝国のほぼ全土まで拡大。

人間のみならず、物資の運搬にも使われ、経済発展にも貢献。

『ローマはつるはしと兵站で勝つ』 を最初に体現した人物といえます。

自然の足で踏み固めた道だと、雨が降ったりすれば

当然、水びたしでぬかるみ、進む速度も落ちます。

荷馬車、荷車など走行不能になります。

しかし、石でしっかり舗装し、水はけも計算されてつくれば、

雨の後でも進むことが出来ます。

上下水道もアッピウスがつくりました。

きれいな水を人々が使うようになれば、

病気にもなりにくく、下水配備すれば衛生的。

中世にペストが流行するのは、上下水道の配備を余りせず、

大衆浴場がそれほど使われなくなったのも一因かもしれません。

「ローマはつるはしと兵站で勝つ」といわれたのですが、

ハードなインフラなくして帝国はありえなかったでしょう。

その最初の発明をしたのが、盲目の執政官アッピウスです。

残念なのですが、彼の姿をとどめられた彫刻は発見されていません。

戦術の天才ピュロスとの戦争で講和になりそうだった時、

手を引いてもらい、元老院に馳せ参じ、檄を飛ばしています。

「我々の家の庭に踏み込んで居座っている敵は、

講和であろうが何であろうが交渉の相手にはなりえない」

―――と。

勝って譲る。

それが、古代ローマの基本方針です。

私も見習いたいところです。

映像スタジオにまで成長するには、ハードなインフラ(機材)を最初に重視。

その後、ソフトなインフラに力を入れます。

1度、アッピウス街道に足を運んでみたいものです。


東間 陽一 Yoichi Azuma



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