2013年10月21日月曜日

ロング・エンゲージメント おすすめ感動映画 戦争時代、一途に生きた女性 感想


本文には映画の内容が含まれます。
ネタバレNGの方はご注意下さい。

『ロング・エンゲージメント』

【原題】
Un long dimanche de fiançailles
(仏語 婚約中の長い日曜日)

A Very Long Engagement
(英語 とても長い婚約)

2004年製作(フランス)
2005年3月12日(日本公開)

【監督】
 ジャン・ピエール・ジュネ

【脚本】
 ギヨーム・ローラン

【製作総指揮】
 ビル・ガーバー
 ジャン=ルイ・モンチュー

【原作】
 セバスチャン・ジャプリゾ

【撮影】
 ブリュノ・デルボネル

【音楽】
 アンジェロ・バダラメンティ

【出演】
 オドレイ・トトゥ
 ギャスパー・ウリエル
 クロヴィス・コルニアック
 マリオン・コティヤール

 ジヤン=ピエール・ダルッサン
 ジュリー・ドパルデュー
 アンドレ・デュソリエ
 ドミニク・ベテンフェルド
 ほか


第1次世界大戦を忠実に再現
ロング・エンゲージメント

戦争でしか進歩できない悲しい生き物。『アメリ』 で主役を演じた女優オドレイ・トトゥが、第1次世界大戦で

婚約者を待つストーリーです。あまりテンポと歯切れのよい映画ではありませんが、第1次世界大戦を

よく再現しています。第2次世界大戦の元凶ともいえる 「あの男」 も、この中にいた事でしょう。この戦争で

「あの男」 が毒ガス被害に遭っていなければ、第2次世界大戦は、もっと酷いものになっていたかも知れません。

某宗教で有名になってしまった毒ガスは、第2次世界大戦では使われませんでした。「あの男」 が毒ガス被害に遭って

嫌っていた様です。本当に残念な事ですが、この戦争で、人類は同じ数だけ殺す。高い代償として人を殺す事もできるし

人を生かす事もできる、車や飛行機が発達します。チャップリン名作 『モダン・タイムス』 の様に、人は機械に

組み込まれ、モノのように扱われる時代の始まりを告げました。ネーデルラントの画家・ブリューゲルの地獄絵図が

現実のものとなってしまいました。フランスの映画には情緒がある。ジャン・ピエール・ジュネ監督の感動作品です。


オドレイ・トトゥの名演技光る
激動の21世紀

冷戦時代の末期を、少年時代、リアルタイムで見てきた訳ですが、今はアラブの春。東日本大震災と激動の21世紀。

個人の人間として大事にすべきは、第1に、家族ではないでしょうか? 今は定年まで会社があるかどうか

分からない時代。死ぬほど働いても、クビになる時はなります。そうなった時、誰が助けてくれるかというと

会社や国ではなく、家族です。金は命よりも大事だという漫画もありますが、母なる自然のパワーに比べれば

金などただの紙切れにしか過ぎない。貧乏長生きするよと豪語した芸術家がいましたが、見習いたいものです。

キナ臭い時代になってしまいましたが。21世紀を生きる人は日本人ではなく、地球人になって欲しいものです。

環境汚染すれば周辺国に飛び火してしまいますし、対岸火事とばかり傍観していてはいけません。

第1次世界大戦もクリスマスには終わると思われていましたが、大戦にまで拡大してしまったのです。

やはり、家族は大事にしたいものです。オドレイ・トトゥの名演技が光る 『ロング・エンゲージメント』。珠玉の名作です。

東間 陽一 Yoichi Azuma




オドレイ・トトゥの名演技光る
ロング・エンゲージメント


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