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『AKIRA アキラ』
【原題】
AKIRA
1988年製作(日本)
1988年7月16日公開
【配給】
東宝
【製作会社】
アキラ製作委員会
【原作・監督】
大友克洋
【脚本】
大友克洋、橋本以蔵
【製作】
鈴木良平、加藤俊三
【撮影】
三澤勝治
【編集】
瀬山武司
【音楽】
山城祥二
【声の出演】
岩田光央、佐々木望、小山茉美
石田太郎、鈴木瑞穂、玄田哲章
ほか
2020年、東京オリンピック予言?!
大友克洋 SFの世界
大友克洋原作。アニメファンなら、1度はみてみたい 『AKIRA』 (アキラ)。ショッキングなシーンも少々あるので
子どもとは一緒に見ないようにしましょう。子どもの頃にみた僕もやはり、大きな影響を受けているのかも。
2020年東京オリンピックが決まりましたが、何とこのアニメの舞台は、2019年東京。2020年東京オリンピック前年を
描いているのです! 学者が予想する未来はよく外れ、漫画家が描く未来はよく当たるのだと聞いた事がある
(真偽は不明ですが)。まさか、オリンピックの年を当てるとは、誰も予想していませんでした。なんせ
このアニメが制作されたのが 1988年。2020年の事など先の先で、当然、誰にも分かる筈もない年なのです。
幸い、超能力者による第3次世界大戦の未来予想は外れた。2019年東京が破壊されなければ良いのだが…
「NHKスペシャル
MEGAQUAKE III
巨大地震
南海トラフ 見え始めた 『予兆』」
で、都市直下型地震の特集がありました。現代でも、大自然の脅威・地震には、恐いものがあります。
ハリウッド実写映画化も始動
80年代アニメ 最高傑作
上空から東京を眺めると壮大で堅固で崩れないと思いますが、母なる大自然の力の前では、人が作ったものなど
儚いものです。しばらく前に、ビル手抜き建設が問題になりましたが、もしかしたら、あれは氷山の一角で
バレてないものは、まだまだ沢山あるのもかも知れません。ニュージーランドの地震でも、倒壊したビルが
出たのが記憶に新しい。『AKIRA』 に出てくる超能力者もさることながら、大地震には恐いものがあります。
バイクチェイス、空中戦、大破壊。見どころ満載のアニメ! 一見の価値あり。みた事がない若者はぜひ観ましょう。
「80年代アニメ最高傑作は?」
と聞かれたら躊躇いなく僕は、『AKIRA』 と答えるでしょう。原作漫画では、ネオ東京の崩壊後も描かれています。
『AKIRA2』 もあればいいなぁとは思いますが、大きい予算で 『AKIRA』 を作らないと、ファンは納得しないでしょう。
今年9月、久し振りに東京へ行ってきました。日本の首都として崩壊が起きる事なく、もっと発展してほしい。
ハリウッドによる実写も作られている
今なお、影響を与え続ける
SF名作です。
東間 陽一 Yoichi Azuma
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ハリウッド実写映画化始動!
鬼才・大友克洋 AKIRA