アッピウス・クラウディウス
・カエクス
(紀元前340―紀元前273)
NHK Eテレ 10:25 名曲アルバム「交響詩“ローマの松”から“アッピア街道の松”」 http://t.co/CO1e85jImG #nhketv— NHK Eテレ(教育テレビ) (@NHK_ETV) 2013年6月19日
古代ローマ好きな、東間陽一です。古代ローマについて、たまに語ります。
『ローマの道は一日にしてならず』。ローマの道はアッピウス街道からという
ことで第1回は、アッピウス・クラウディウス・カエクスについて、お話し
します。アッピウスと言えば、アッピア街道を敷設した「インフラの父」と
呼ばれるローマ人の中でも特筆されるべき偉人。「街道の女王」と呼ばれる
ローマの最初の道を発明した人物です。以降のローマの道は、この道路を原型
としています。当初軍隊の道路として敷設されたが、ローマ帝国のほぼ全土
まで拡大。人間のみならず物資運搬にも使われ、経済発展に貢献。『ローマは
つるはしと兵站で勝つ』を最初に体現した人物といえます。自然の足で踏み
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固めた道だと雨が降ったりすれば当然、水浸しでぬかるみ、進む速度も落ち
荷馬車、荷車など走行不能になります。しかし、石でしっかり舗装、水はけ
も計算されて造れば、雨の後でも進む事ができる。上・下水道もアッピウス
余りせず、大衆浴場がそれほど使われなくなったのも一因かも知れません。
『ローマはつるはしと兵站で勝つ』と言われたのですが、ハードなインフラ
なくして帝国はあり得なかったでしょう。その最初の発明をしたのが盲目の
執政官アッピウスです。残念なのですが、彼の姿をとどめられた彫刻は発見
されていません。戦術の天才ピュロスとの戦争で講和になりそうだった時、
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手を引いて貰い元老院に馳せ参じ、檄を飛ばしています。「我々の家の庭に
踏み込んで居座っている敵は、講和であろうが何であろうが交渉の相手には
なりえない」と。勝って譲る。それが、古代ローマの基本方針です。私も、
見習いたい所です。映像スタジオにまで成長するには、ハードなインフラ
(機材)を最初に重視。その後、ソフトなインフラに力を入れます。1度、
アッピア街道に足を運んでみたいものです。映像制作スタジオ準備と通常の
仕事に追われる毎日ですが、頑張ってます。『ローマ人物語』を経営の参考に
しているので、このブログを通して、今後お伝えして行けたらと思います。
東間 陽一 Yoichi Azuma
SIEG2039
(2018年01月14日更新)
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