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MEMORIES SFの巨匠、大友克洋が原作・監督・製作総指揮 その表現と世界


本文には作品の内容が含まれます。
ネタバレNGの方はご注意下さい。

『MEMORIES』

1995年製作(日本)
1995年12月23日公開

【原題】
 Memories

【配給】
 松竹

【原作・製作総指揮】
 大友克洋

【監督】
 森本晃司、岡村天斎、大友克洋

【脚本】
 今敏

【製作】
 山科誠、渡辺繁
 八木ヶ谷昭次、宮原照夫

【撮影】
 マッドハウス

【音楽】
 菅野よう子、三宅純、長嶌寛幸

【声の出演】
 磯部勉、山寺宏一、高島雅羅
 飯塚昭三、堀秀行
 ほか


原作の大友克洋みずから
監督、製作総指揮

大友克洋が原作・監督・製作総指揮
『MEMORIES』 (メモリーズ)は

「彼女の想いで」
「最臭兵器」
「大砲の街」

3本のオムニバスからなる
アニメーション作品。

鬼才・大友克洋先生の短編3部作。 『AKIRA』 (アキラ) から早7年――久しぶりの大友監督の劇場アニメで

鑑賞しに行きたかったのですが、悶々としている内に映画公開が終わってしまいました…残念です(涙)

当時学生で時間はあったはずなのですが、理由が思い出せません。家でみるのと映画館で鑑賞するのでは

訳が違うような気がします。家でみると、ついつい一時停止。色々と作業したり、冷蔵庫に飲み物をとりに行ったりと

緊張感がないので、最後まで集中して観るのに欠けるような気がして、いけません。大友克洋、最新作映画

『SHORT PEACE』 (ショート・ピース) も鑑賞したいものです。1番近い映画館では上映していない様です(涙)

今後も大友監督に期待。
お元気な限り、いつまでも
現役で活躍してほしいです。

東間 陽一 Yoichi Azuma



『MEMORIES』
 3本オムニバスの感想

1. 「彼女の想いで」

SOSを出している宇宙船に入るSF作品。現実から逃げる女です(笑) 原作コミックを持っていたのですが

どこかに置いて見つからずじまい。大友作品らしく、いい具合に仕上がっています。音楽は菅野よう子さん。

『マクロスプラス』 以来の大ファン、クラシックの華やかな曲です。世界観もGOOD。菅野ファンには特におすすめ♪

2. 「最臭兵器」

薬を飲んで、臭い人間兵器となってしまったサラリーマンの物語。普通の日常からダイナミックになって行く

ストーリーが面白い。大友克洋監督の展覧会が、少し前にあったのですが、予約しないと入場できない程

大人気だったのを憶えています。場所は東京。おいそれと行ける距離でなく、残念でした。全国何カ所か

開いてほしい所です(切実)。キャラクターのイメージが 80年代、90年代を感じさせる。最後のオチも最高!

「主人公、気がつけよ…」
と言いたくなります。

3. 「大砲の街」

シームレスアニメで、カットを切らずにアニメが流れる。音楽もいい感じ、ノリノリです♪ クラシカルな、どこか

愛嬌のあるデザインに仕上がっている。「大砲の街」 は移動要塞都市と戦争している様で、リアルに作られ

CGが少し使われています。映画公開の 1995年と言えば 「Windows 95」 の発売日で、ほぼインターネット元年時代。

マルチメディアとか、パソコンを使えないとクビになるといった恐怖の時代でもあります。現代の映像技術で

作った同作も、みてみたい所。移動都市 VS 大砲の街は、突っ込みどころ満載で面白いと思います^^

東間 陽一 Yoichi Azuma




大友克洋SFシリーズ
MEMORIES!