『日曜美術館』 NHK Eテレ
井浦新、伊東敏恵(司会)
毎週日曜 09:00~10:00 放送
翌週日曜 20:00~21:00 再放送
「中国によみがえる“雪舟”」
2015年1月4日 放送
2015年1月11日よる 再放送
傅益瑤(ふ・えきよう/水墨画家)
出演
水墨画発祥の地、中国――
数限りない名品を生み出して来たその中国で今、ある日本人の画家に、熱い視線が注がれています。
研究者
「雪舟は私が研究する芸術家の中でも重要な人物です」
研究者
「雪舟は日本では 『画聖』 と言われています。聖人とは今で言えばスーパーマン、自然を超え天地と話が出来る人です」
荒々しい筆。大胆に形を捉える線。その手に掛かると何気ない山の風景が異次元の空間へと変貌する。室町時代に生きた水墨画の巨人
雪舟等楊
(せっしゅう・とうよう
1420―1506年)
48歳の時、日本人の画家として初めて中国に渡りました。揚子江を船で遡りながら雄大な風景をスケッチする旅。本場で技に磨きをかけ、大いなる自信を手にします。
そして帰国後――
大胆極まりないその筆で独自の境地を切り拓きました。
研究者
「雪舟の絵は中国の画家達を大いに啓発しています」
なぜ今、中国で雪舟なのか。時空と国境を超えて躍動する雪舟の筆に迫ります。
井浦 新
「『日曜美術館』 です。今年もどうぞ宜しくお願いします」
伊東 敏恵
「さあ、今年最初に切り上げるのが雪舟ですね。室町時代の僧侶で、『画聖』 とも呼ばれています」
★水墨画はちょっと苦手なジャンル、詳しくはないです。雪舟の絵は教科書で見た気が。現物は…観賞した事が有るのか無いのか、余り記憶がなく(汗)
中世に中国留学は大変だったでしょう。九州まで来て、そこから船旅だった筈。気象レーダーの無い時代、船乗りの勘を頼りに、韓国経由かそのまま中国まで船でしょう。
油絵は足し算で創る事は出来ますが、水墨画は一発芸です。どこかワンミスしようものなら、すべて×な訳です。
トライした事はありませんが、正月くらいは落書きすべきでしょうか(笑)
『開運!なんでも鑑定団』 で掛け軸の水墨画はよく登場しますが、散々たるものがあります。偽物が沢山作られているのでしょうか? 本物の確率が少ないです。
骨董品は怖いので、もし、ほしい時にはレプリカを購入します。絵が詳しくても本物と贋作の区別は難しいですからね。
家に泥棒にやられてしまう確率も無きにしも非ずなので、お金があっても本物は買いません。日本は若手を育ててほしい。