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NHK 日曜美術館 カラフルな闘い ニキ・ド・サンファル LiLiCo 番組感想

本文には番組の内容が含まれます。
ネタバレNGの方はご注意ください。


『日曜美術館』 NHK Eテレ
井浦新、伊東敏恵(司会)

毎週日曜 09:00~10:00 放送
翌週日曜 20:00~21:00 再放送

2015年10月18日 放送
2015年10月25日よる 再放送

「カラフルな闘い
 ニキ・ド・サンファル」

【出演】
LiLiCo(映画コメンテーター)
山田由佳子
(国立新美術館 研究員)

【VTR出演】
カミーユ・モリノー
(フランス文化財保存監督官)
ブルーム・カルデナス
(ニキ芸術財団理事長)


――東京郊外の街角。ひときわ目を引くオブジェが…ある世界的なアーティストが作ったベンチです。

母親
「なんか、可愛いですね、カラフルで。子どももすぐ走って来て。見てるだけで楽しいデザインですね」

アーティストの名は
画家、彫刻家、映像作家

ニキ・ド・サンファル
(Niki de Saint Phalle
 1930―2002年)

20世紀半ば美術界に颯爽と登場、一大旋風を巻き起こした。去年パリの美術館グラン・パレで開かれた回顧展には 60万人が詰めかけた。

今も絶大な人気を誇っている。代表作 『ナナ(Nana)』。その魅力は何と言っても、ふくよかでカラフルな女性像。ポーズも大胆です。

ニキ・ド・サンファル
「私は世界を変える事はできないけれど、女性達が作る幸せな社会のビジョンを見せる事はできる」

ニキが登場した 1960年代から 70年代は、世界中の女性が権利を求めて立ち上がりました。ニキの作品はこの時代を体現するものでした。

カミーユ・モリノー
「ニキは女性が社会の中でもっと存在感を持つべきだと考えていました。『ナナ』 には時代に向けたメッセージも有ったのです」


★先月9月に行きました、この展覧会!! 『日曜美術館』 で放送すると睨んでいましたが、ドンピシャ読み通りでした!!

東京で消耗した相方のブログ管理人・ライターみゆを、何とか口説いて足を運んだ甲斐があったものです

   ε=( ̄。 ̄;A フゥ…

『ナナ』 の紹介、初期の作品、晩年の作品と、観る人に分かりやすい組合せに変えてあった。番組関係上、仕方ないか。

最後のお土産屋さんで色々あったのですが、3Dプリンタで作った 『ナナ』 のレプリカを売って欲しかったのです (T_T)

一見、上流階級の幸せそうな家庭に見えても、内側はドロドロしているのかも知れません…

60年代、70年代の女性たちが頑張ったから、当時男性にしか持ち得なかった、様々な権利を獲得できたと思います。

女性首相、大統領がちらほら出て来ているので、世の中、進んで来ているな~と思っています。

いまは LGBT の活動が活発になって来ているので、性的マイノリティさん達の権利を求めた活動が行われています。

人はみな、平等になって欲しいものです。展覧会は 12月中旬まであるので、機会があれば、ぜひ鑑賞しましょう。
東間 陽一 Yoichi Azuma



【関連展覧会】
ニキ・ド・サンファル展
国立新美術館(港区六本木)
2015年9/18(金)~12/14(月)

※火曜休館
 11/3(火)開館、4(水)休館



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