『日曜美術館』
NHK Eテレ
毎週日曜 09:00~10:00 放送
翌週日曜 20:00~21:00 再放送
「夢の蕭白(しょうはく) 傑作10選」
2016年3月6日 放送
2016年3月13日よる 再放送
【出演】
【司会】
井浦新(俳優/ものづくり集団
『ELNEST CREATIVE ACTIVITY』
ディレクター)
伊東敏恵(語りも兼ねる)
(NHKアナウンサー)
【ゲスト】
中野信子 (脳科学者)
藤田和日郎 (漫画家)
【VTR出演】
狩野博幸 (同志社大学教授)
――めでたさをことほぐ鶴。しかし、その顔に浮かぶのは悲しみ? 描いたのは、意外な人物でした。
曾我 蕭白
(そが・しょうはく
1730―81)
奇怪。グロテスク。誰とも群れず、奇想天外な絵ばかり描き続ける蕭白を、人々はこう呼びました。
狂人。
ところが近年、これまでのイメージを
覆す作品が注目されています。
狩野 博幸 (同志社大学教授)
「弱きものに対するそういう慈しみっていうのかな」
榎本 義譲 (朝田寺住職)
「怪しく醜いものを絵にすると評価されてますけども。でも、そればっかりではない様に、私はそう思いますけどね」
――蕭白は何を描こうとしたのか。人気漫画家が向き合います。藤田和日郎(かずひろ)、蕭白の謎に迫る。
藤田 和日郎
「すごい感情を絵に込めている様な
感じがするんですけど、蕭白って」
――曾我蕭白
えりすぐりの十の傑作から
知られざる素顔に迫ります。
井浦 新
「日曜美術館です」
伊東 敏恵
「今日は江戸時代の絵師、曾我蕭白です。どうやら今回は、これまでの蕭白とはまた違った顔の、蕭白が見れそうですね」
井浦 新
「そうですね、楽しみですね。あの、伊東さん。曾我蕭白の作品って、自由でエキセントリック。
僕は、曾我蕭白の作品や人物像を通して、日本の美術って何でこんなに豊かで、こんなに楽しいんだっていうのを
そう気づかせてくれた存在でも
あるので、今日は蕭白にちなんで
自由奔放に」
★ボストン美術館展で 『雲龍図』 を見た事がありましたが、ド迫力でした! 子どもの頃みていた
日本昔話のデザインの元のような気もしますね。もっとたくさんの絵師や画家さんの勉強をしなくては
いけないと思わせる回でした。江戸時代というと、町民文化が花開いて平和なイメージがありますが
調べてみると、どうも、平穏な…というには遠いような気がしてきました。日本だけに限った話で言えば
1703年の相模トラフ巨大地震。宝永大地震、宝永大噴火と、巨大災害後に曾我蕭白が生まれた様な気もします。
重機など一切ない時代に復興するのは、至難の業だったでしょう。巨大災害3つを乗りきった江戸幕府は
優秀だったと言えるでしょう。平穏な時代でなければ文化的活動は無理だと、しみじみ思います。
熊本も早く、復興してほしい。
ボストン美術館展を九州で鑑賞できて、本当にラッキーでした。映画は DVD やブルーレイでいつでも鑑賞できる。
しかし、展覧会は、そうはいかない…つくづく思います。いい展覧会だと感じたら迷わず、沢山みて回りたい。
藤田和日郎 先生の名言
数多の巨匠たちの
作品の背中をみて
今日もがんばる。
東間 陽一 Yoichi Azuma
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こんにちは!— 藤田和日郎 (@Ufujitakazuhiro) 2016年3月5日
お、春の気配するあったかお天気ですな。イン池袋。
曾我蕭白(そが しょうはく)という江戸時代の画家ご存じですか?
まあ、けったいで個性的な絵柄の絵師で、パワーがあって好きなんだけど。
https://t.co/N8t7o8X0cd
その曾我蕭白(そがしょうはく)について、NHKの明日の「日曜美術館」という番組でちょっとしゃべらせていただきました。— 藤田和日郎 (@Ufujitakazuhiro) 2016年3月5日
場違いな立場ですから、邪魔しないようにしました。(笑)
曾我蕭白は面白い画家ですから、その生い立ちや流浪の傲岸不遜な生き方も含めて興味深いですぜー。
曾我蕭白(そがしょうはく)は17歳の時に、身内が妹以外亡くなり天涯孤独、それから絵で身を立てようと各地を転々としました。— 藤田和日郎 (@Ufujitakazuhiro) 2016年3月5日
大酒呑みで、ビッグマウスを叩き、性格は激しく、その当時大人気だった円山応挙ら先輩にもライバル心むき出しでね 。https://t.co/3IWr0AZjMH
「ただ写生してる図なら応挙に頼めばいいじゃん。本当の絵が見たいなら俺に注文するんだな。」— 藤田和日郎 (@Ufujitakazuhiro) 2016年3月5日
とか言っちゃうんだなあ。
蕭白(しょうはく)すっげー自信。(笑)
絵の添え書きに自分のコトを、明の皇帝や藤原鎌足の子孫と書いたり、大ボラ吹きでね。
おもっしろいヒトなのよ。
番組は、おれがウスラ寒いコトをほざいてる以外はとっても面白いですよ。(笑)— 藤田和日郎 (@Ufujitakazuhiro) 2016年3月5日
脳科学者の中野先生の、ヒトの認識の科学的な見地からの、蕭白(しょうはく)の絵の解釈は、わかりやすくて楽しかったですよ。
Eテレの朝9時かな。
「日曜美術館」
朝ごはんモフモフ食べながらいかがでしょう。
おはようございます。— 藤田和日郎 (@Ufujitakazuhiro) 2016年3月6日
「日曜美術館」曾我蕭白(そがしょうはく)の回をご視聴いただいた皆さま、どうもありがとうございました。
蕭白、面白い画家でございましょう?
そして中野先生や井浦さんの見方、興味深かったでしょう?
蕭白の絵は、他のも楽しく味つけがわかりやすいですよ。
同調圧力に風穴を開けたかった、とする蕭白(しょうはく)の絵のモチベーションとか、— 藤田和日郎 (@Ufujitakazuhiro) 2016年3月6日
ストレス耐性の低いヒトが激しい音楽を聴いてストレスを下げる、という事実からの蕭白の絵が好むヒトには好まれるのではないか、
の中野先生のお話。
勉強になったねえ。( ^ω^ )
それとですね。— 藤田和日郎 (@Ufujitakazuhiro) 2016年3月13日
今日の夜の8:00にNHKのEテレ。
黒博物館でキュレーターを描いていた自分が「日曜美術館」にお呼ばれいたしました。
これでもうキュレーターを名乗っても………………………。
いえ、分際をわきまえマス。m(_ _)m
「曾我蕭白(そがしょうはく)」面白いですぜ
こんにちは!— 藤田和日郎 (@Ufujitakazuhiro) 2016年3月14日
雨イン池袋。
昨日は「うしおととら」先行試写会にお越しの方、それとNHKの「日曜美術館」再放送、曾我蕭白(そがしょうはく)の回をご覧くださった方々、大変ありがとうございました!
m(_ _)m