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日曜美術館 明治の陶芸家・宮川香山 リアルな鳥やカニが器から飛び出す! 感想


『日曜美術館』
 NHK Eテレ(教育)

 毎週日曜 09:00―10:00 放送
 翌週日曜 20:00―21:00 再放送


「 “超絶” を生きた男
 ~明治の陶芸家・宮川香山~」
 2016年06月26日
 09:00―09:45 放送

 2016年07月03日
 20:00―20:45 再放送
 2016年09月04日
 09:00―09:45 再放送

【司会】
 井浦新(俳優/ものづくり集団
『ELNEST CREATIVE ACTIVITY』
 ディレクター)

 伊東敏恵(語り兼務)
 (NHKアナウンサー)

【出演】
 ピーター・バラカン
(ブロードキャスター)
 塩谷良太
(陶造形作家)


【番組内容】
――ぎょろりと光る目玉
鋭いはさみ。
今にも動きだしそうな渡り蟹です。

やわらかい毛並み。
目覚めた猫が
悪戯げな表情を見せています。

すべて土から作りあげた焼き物です。

作者は、宮川 香山
(みやがわ・こうざん
 1842―1916)

明治時代、超絶技巧の陶芸器で
世界に挑戦しました。

パリ、フィラデルフィア
各国の万国博覧会で絶賛されます。

奔放な造形、香山の芸術的な
すばらしさは抜きん出ている。

見る者を圧倒する造形の奥には
意外な仕掛けが。


塩谷 良太(陶造形作家)
「奇怪な怪しいものを見ました」

――新境地を開拓しつづけ、世界に例をみない陶磁器をつくりあげた宮川香山。

その並はずれた技と人生に迫ります。

没後100年宮川香山展
大阪市立東洋陶磁美術館。

井浦 新
「あっ! 伊東さんこちら」

伊東 敏恵
「まあ…もう声が聞こえるような…」

井浦 新
「聞こえてきそうですね
 動き出しそうですもんね」

『高浮彫・牡丹ニ眠猫覚醒蓋付水指』

伊東 敏恵
「もう存在してますね」


【感想】
大好きな明治時代の作家さんでした。

今からフォトショップで絵を描くつもりですが、リアリティの追求をどこまでするのか、ちょっと悩むところ。

スーパーリアリズムという手法もありますが、リアルにすれば絵が売れるといった図式は、現代では通用しないと思っています。

ずっと美術の歴史にふれて来たのですが、新しい技術が生まれて、リアリティを追求した後で

それが崩れてシンプルな形となって、またリアリティに走るのが、繰り返しのような気もします。

現代は、リアリティとシンプルな形が、混在する時代ではありますが。

とりあえずある程度売れる物を
創れるといいのですが。


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個人的な悩みを打ち明ける作品は、そっとしまい込む予定です(笑)

悩んでることをぶつける場合は、出しても、相手にされないからです。

落書きとしてそっと
胸にしまい込みたいものです。

毒が出し尽くされたらスカッと爽やかなものが出ると思うが、忙殺される日々。

渾身の魂がこめられた作品を創りたいのですが、夏は暑さが厳しく、体力ばかり摩耗している。

クーラー買えなくはないけれど、クーラーを使い続けると、体力が落ちるような気もする。


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明治頃の気温は
どの位だったのでしょうか?

最近知ったのですが
恐竜がいた時代はなんと
平均気温 60度!

ネズミ位のサイズだったご先祖様
よく生きていけたなぁ。

暑さ寒さに負けず、一心不乱に
明治と現代を繋いでいきたい。

東間 陽一 Yoichi Azuma
sieg2039


2014.07.14 初回更新
2018.06.13 更新



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