グスタフ・クリムト
(1862―1918年)
私生活では奔放だった
クリムトの最高傑作 『ザ・キス』 (接吻)。
男女の愛の融合を見事に描いています。金箔を多用、豪華絢爛と幾何学模様が、激しい恋愛に入る
所謂2人だけの世界を見事に表現している。いつか、クリムトの大きなポスターが欲しい所ですが
貼るスペースがなく、広い家に引っ越しできれば購入してみたいものです(涙) 家庭用プリンタでも
分割印刷すれば大きく印刷可。
いつか、実験的に作ってみたい^^
漫画 『ヴィンランド・サガ』 (幸村誠著・講談社)で、ヴァイキングが牧師に尋ねる。愛は、幾らするかと。
当然牧師は、お金に換算できないものに価値を与えるのが 「愛」 であるのだと説くのです――
画家クリムトは結婚せずに、多数の女性と一緒に同棲していた。現代の恋愛を先取り、当時の恋愛の
遥か先を進んでいた。名画 『ザ・キス』 (接吻)の複製画や画集などが、ネット販売されています。
ゴージャスで華やかな世界が、インテリア壁紙としても映えます。美術館へ足を運び、絵画をじっくり鑑賞
ポストカード・コレクション
も楽しいです。
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愛に生きた画家 クリムト
現代はDV、ストーカー、同性結婚など、様々な問題ばかりですが。「恋愛」 という普遍的な、人類最大
とも言うべきテーマをクリムトに描かせたら1番の巨匠。結婚せず、多数の異性とつきあっている
様な人がたまにいますが、キリスト教の価値感ではもはや、価値観が多様化してしまった現代では
古いのかもしれません。結婚というのは言わば 「契約」 で、お互いが合意すれば、「結婚」 という形に
捉われなくとも良いのではないでしょうか? お金に価値を与えるのが愛であれば、これ程ピッタリくる
絵はないでしょう。人生で最も輝く黄金時代。大半の人が大恋愛ではないからこそ、この絵に溜息をついてしまう。
これいいね、と。
「エミーリエを呼んでくれ」
――それが愛の巨匠クリムトの、最期の言葉でした。著名な愛人エミーリエ・フレーゲは、クリムトの死後
彼と交わした手紙を全て処分。以降は生涯独身を貫いている。クリムト生誕150年後の、2012年9月30日。
晩年、クリムトが創作活動を行った
アトリエが再現されました。
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