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シッコ 米医療の実態に迫るドキュメンタリー映画 マイケル・ムーア監督出演 感想


本文には映画の内容が含まれます。
ネタバレNGの方はご注意下さい。

『シッコ』

【原題】
 SICKO

2007年製作(アメリカ)
2007年8月25日(日本公開)

【監督・脚本】
 マイケル・ムーア

【製作】
 マイケル・ムーア
 メーガン・オハラ

【製作総指揮】
 キャスリーン・グリン
 ボブ・ワインスタイン
 ハーヴェイ・ワインスタイン

【撮影】
 クリストフ・ヴィット

【出演】
 マイケル・ムーア


アメリカ医療の実態に迫る
ドキュメンタリー映画

地獄の沙汰も金次第。アポなし突撃男こと、マイケル・ムーア監督作品。アメリカ医療の実態に迫るドキュメンタリー映画

『シッコ』。若い頃ハリウッドに憧れ、アメリカへ行って働いてみたいと思いましたが、持病を抱えているので

断念しました。語学は努力すれば何とかなるものですが、病気だけはどう仕様もない。判断として、間違っては

いませんでした。もしアメリカに渡っていたら、スッカラカンで日本に帰ってきたか、アメリカのマクドナルドで

働いていたかでしょう。国保のないアメリカの抱える部分を、抉り出しています。アメリカで起きる事は

日本にも起こり得ます。財政破綻すれば、日本も追従するでしょう。日本でも国保を毎月払っておらず

いざ国保が必要になり、未払い全額請求された人もいるようです。毎年のように医療の自己負担が増えているので

病気せずに、いかに健康管理ができるかどうかが、幸せになれるか否かの鍵となるでしょう。

「貧乏極楽長生きするよ」

と豪語した彫刻家・平櫛田中(ひらくし(又はひらぐし)・でんちゅう 1872―1979年) がいましたが

粗食をすれば
体の健康にいいでしょう。


資本主義のなれの果て
究極の格差社会

貧富の差が激しくなる一方ですが、殆どの人が貧乏になるならば、砦となるのが健康です。お金がなくとも

健康管理がしっかりと為されていれば、後からいくらでも巻き返す事ができます。逆に言えば、金持ちであっても

美食にふけり暴飲暴食すれば、短命で終わる可能性が高いのです。昔、東北の飢饉で小判を持って

飢え死にした人がいたという話を聞いた事があります。お金持ちは本当に幸せなのかという所も、疑問視

さぜるを得ません。経済力があるなら、地域や人助けのためにお金を使うのが、本当のお金持ちでしょう。

死ねば現世の石ひとつ持って行けないのだから、気前良く使うべきです。鋼鉄王アンドリュー・カーネギーは

年収1千万円を超えた辺りで、人のためにお金を使うと決心しました。その後、没落するどころか、ますます

お金持ちになっています。資本主義の最終的な姿は、究極の格差社会です。自分の健康という最も大事なものを

大切にすれば、たとえ底辺であっても、のし上がることは幾らでも可能です。少ない収入からでも、いいものをなるべく選び

食事や運動などで
長生きしたいものです。

東間 陽一 Yoichi Azuma




マイケル・ムーア監督出演
ドキュメンタリー映画 シッコ