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スチームボーイ SF漫画の大家 大友克洋が監督 19世紀イギリス冒険劇 感想


本文には作品の内容が含まれます。
ネタバレNGの方はご注意下さい。

『スチームボーイ』

【原題】
STEAMBOY

2004年7月17日公開

【原作・監督】
大友克洋

【脚本】
大友克洋、村井さだゆき

【音楽】
スティーブ・ジャブロンスキー

【声の出演】
鈴木杏、小西真奈美、中村嘉葎雄
津嘉山正種、児玉清
ほか



SF漫画の大御所
大友克洋が原作・監督・脚本
『スチームボーイ』

――19世紀、イギリス。

主人公・レイ少年のもとに祖父ロイドから、謎の 「スチームボール」 が届く。スチームボールをめぐり、大冒険が始まる!

制作費 24億円、興行収入 11億円と赤字になってしまった、大友克洋先生が原作・監督・脚本の映画です。

大友先生のファンなので、映画館で鑑賞しました。あの 『AKIRA』 より、遥かに手間をかけて作られていたのですが

いまいち盛り上がりに欠けてしまったのが残念です。かなり手間と時間、お金をかけて作ったものがダメで

サクッっと作ったものが大ヒット、という事が多々あります。映画をヒットさせるのは、かなり難しい事のようです。

『スター・ウォーズ』 のベトナム戦争後の大ヒットを考えると、社会情勢も無視できないものがあります。

『スチームボーイ』 の製作期間が、9年要した訳ですから、9年後の社会情勢を加味しなくてはなりません。


来年、再来年の事を細かに予想するのは無理な話ですから、9年後の社会情勢を読む事など、できる訳がありません。

従って、できるだけ製作費を抑えて、製作期間もきっちり詰めて作る必要があります。

故・黒澤明監督は、ハリウッドのシステムについて行けず、ハリウッド・デビュー出来ませんでした。

沢山の映画を量産するハリウッドが、いかに凄いのかという事が、うかがえます。

今や大御所SF漫画家、映画監督となった大友克洋先生ですが、先生の原作・監督 『MEMORIES』 が面白かったので残念でした。

最新作 『SHORT PEACE』
(2013年7月20日公開)

に期待したいです。

東間 陽一 Yoichi Azuma



SF漫画の大御所
大友克洋シリーズSF作品!