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NHK 日曜美術館 祈りのまなざし イコン画家 山下りんと東北 感想

『日曜美術館』 NHK Eテレ
井浦新、伊東敏恵(司会)
毎週日曜 09:00~10:00 放送
翌週日曜 20:00~21:00 再放送

「祈りのまなざし
 イコン画家・山下りんと東北」

2015年3月8日 放送
2015年3月15日よる 再放送

姜尚中
(政治学者/聖学院大学学長)
出演


――岩手県山田町。かつてここに、130年以上の歴史をもつ教会がありました。

白土 六郎
「会堂はこの辺からこっちだね」
阿部 千賀子
「そうですね。
この辺から前が会堂で…」

4年前の東日本大震災。町は高さ 10メートルに及ぶ津波に襲われました。更にその夜、火災が発生。炎に包まれた教会の中に、長年受け継がれてきた1枚の絵がありました。

阿部 千賀子
「こういう感じの」
スタッフ
「これは?」
白土 六郎
「マリア様の…うん」

幼子を抱く聖母マリア。今では小さな写真でしか見る事はできません。

白土 六郎
「あの…悔しかったんです。本当に心の拠り所にして来たからね。俺達はね」

明治時代、「イコン」 と呼ばれる宗教画に生涯を捧げた女性がいます。イコン画家・山下りん。日本人最初のイコン画家として、300枚ものイコンを描きました。

イコンは教会の祭壇や壁に飾られます。人々はその前に立ち、静かに祈ります。描かれるのは、聖人の姿や聖書の物語。

りんは、イコンの伝統に連なりながら日本の人々の心に寄り添う絵を残した。震災で東北に建つ多くの教会が被害に遭った。

その時、りんのイコンが
大きな支えになったと言います。


★天災で文化財が被害に遭うのは避けられぬ部分もあります。写真が残っていれば、復元できると良いのですが……

東日本大震災の時は、幾許か寄付する事しか出来ませんでした。仕事を休んで被災地に行っても何も出来なかったでしょう。

こういう時、自分は無力だと思い知らされます。東日本大震災までは信仰心はあっても小さいものでしたが、震災以降は信仰は大事なものだと思うようになりました。

物質的に恵まれていても精神が貧しければ、いくら裕福になっても満足しないでしょう。精神的豊かさを求めるのなら、信仰心を高める事以外ないような気もします。

今の仕事が一段落したら、神話シリーズを手掛けたいと思っている。日本の神様やギリシャ、エジプト、北欧の神々を描きたい。

それらを一通り描いたら
つぎは妖怪かな^^;

復興が進んでみんなが幸福に
なれるよう祈るばかりです。