『日曜美術館』
NHK Eテレ
【狩野永徳 よみがえる実像~国宝 檜図屏風・平成の大修理】Eテレ— NHK編成センター (@nhk_hensei) 2015年2月28日
きょう午前9:00~「日曜美術館」狩野永徳の国宝“檜図屏風”が、一年半に及ぶ修理を終え、よみがえった。修理の過程での発見から見えてきた永徳の実像とは。 http://t.co/3dVtaTHHZL
毎週日曜 09:00~10:00 放送
翌週日曜 20:00~21:00 再放送
「狩野永徳 よみがえる実像
~国宝 檜図屏風・平成の大修理~」
2015年03月01日 放送
2015年03月08日よる 再放送
【出演】
【司会】
井浦新、伊東敏恵
【ゲスト】
田沢裕賀(東京国立博物館
絵画・彫刻室長)
神庭信幸
(東京国立博物館
保存修復課長)
【あすの日曜美術館】狩野永徳の最晩年の傑作、国宝「檜図屏風」。一年半におよぶ本格修理が行われ、鮮やかな姿がよみがえった。その様子をカメラが詳細にドキュメント。修理の過程で出てきた発見から、作品に秘められた謎、さらに永徳の実像に迫ります。午前9:00〜 Eテレ #nichibi— NHK びじゅつ委員長 (@nhk_bijutsu) 2015年2月28日
――東京国立博物館。この日収蔵庫から、ある国宝が運び出されてきました。
現れたのは
400年前に描かれた古い屏風。
学芸員
「表面にめくれ上がっちゃってる所もあるんですね。折り曲がっている筈の所が。
これは流れてますけど」
――長年の汚れや絵の具の剥落。満身創痍の状態。平成24年10月、この屏風の
大修理プロジェクトが
始まりました。
国宝・檜図屏風
(ひのきずびょうぶ)
(1590年)?
――身を捩(よじ)るように生える檜の大木。金箔の雲が広がる渓谷で、まるで
生き物のように枝を伸ばしています。殴り描きのような力強い筆。作者は日本
美術史上屈指の絵師
狩野 永徳
(かのう・えいとく
1543―90年)
江戸時代の画人伝で「五百年来 未曾有」と謳われた天才絵師。戦国時代、天下人
織田信長、豊臣秀吉に重用され、安土城を始めとする建物の装飾を次々と手がけた。
(※未曾有(みぞう)=今まで1度もなかった事。極めて珍しい事。稀有(けう))
しかし、その人物像には謎が多く、檜図は永徳の作ではないとする説もありました。
それが今回、修理の過程でみつかった発見によって、『真実』 に近づきました。
見えて来たのは、死を目前にした
永徳のほとばしる情熱。
修復士
「汚れが取れて当初の表現がでて来た。今の我々の持っていた永徳観の変化。
それも我々自身
作り直さなきゃいけないなと」
【日本美術史 最大のミステリー】国宝「風神雷神図屏風」の作者・俵屋宗達は、正体不明の謎の絵師。女優の中谷美紀が謎に迫る<<ザ・プレミアム 風神雷神図を描いた男>>11/1からの配信に先立ち、ミニ番組を無料配信中 https://t.co/FRDEZvl8IA #NHKオンデマンド— NHKオンデマンド (@nhk_ondemand) 2015年10月27日
【感想】
死ぬ前に天才と呼ばれてみたいものです。羨ましい! 狩野永徳と狩野英孝…
(かの・えいこう)似てます(笑) 狩野英孝さんはお笑いタレントですが。
『唐獅子図屏風』 は京都国立博物館でみたことがあります。とにかくデカくて
ビックリ! 戦国時代のワイルドさ今に伝わる! 400年も、よく持ちこたえた
ものです。保管してある場所が安全とは限りませんから。明治時代に、修復を
受けていたようですが、状態はあまり良くなかったようです。色々なところを
渡り歩いたとも。狩野派の作品がすべて世に残っていないのは本当に残念です。
戦乱天災で、消えゆく作品がでますが。カメラが発達した現代は、データさえ
残っていたら、再現することができるかも知れません。なるべくオリジナルが
残ればいいのですが、中々そうもいきません。技術をもった職人さん達が古い
作品の維持管理に努めていると思うと、頭が下がりますね。もっともっと――
数多(あまた)の作品がみたい。
東間 陽一 Yoichi Azuma
【関連展覧会】
狩野永徳 「檜図屏風」 公開
東京国立博物館 本館2室
2015年02月17日(火)
~2015年03月15日(日)
「保存と修理展」 同時期開催
東京国立博物館 特別1室
(2017年11月05日更新)
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