井浦新、伊東敏恵(司会)
毎週日曜 09:00~10:00 放送
翌週日曜 20:00~21:00 再放送
「フェルディナント・ホドラー
果てしなき変遷」
2014年11月30日放送
2014年12月7日よる 再放送
江國香織(作家)
新藤淳(国立西洋美術館研究員)
出演
スイス、勇壮なアルプス。その風景をユニークなまなざしで捉えた絵があります。
描かれているのはレマン湖の眺め。空に生き物のようにグニャリと曲がった雲。湖面には一層くっきりとその雲が映っています。
画家が描いたのは、現実にはありえない風景。作家の江國香織さんは、この不思議な魅力を放つ画家に惹きつけられた一人です。
江國 香織
「風景画ってちょっと退屈しちゃうんですけど、ここに居たら退屈する暇もないっていうか、不思議な絵ですね、どれも。
とても、画家に意図的に視線を引っ張られる感じがします。見る者を読んでいるような、引っ張ろうとしているような印象を持ちます」
その画家は、フェルディナント・ホドラー(1853―1918年)。スイスに生まれた画家。同じ時代に活躍したグスタフ・クリムト(1862―1918年)も彼を称賛した。
ホドラーは貪欲に新しい表現を求め、作風を変化させ続けた画家でした。
代表作 『夜』 (1890年)。19世紀末死や憂鬱が彼のテーマでした。憑りつかれたように人間の深い闇を描きます。
代表作 『昼』 (1900年)。20世紀に入ると彼の作品は一転。画面からリズムが響いてくるような躍動感――
★東京の新国立美術館、チューリッヒ美術館展で鑑賞したような気がします。余り知らない画家さんですねぇ。もう暫くしたらパソコンでイラストを大量生産する計画です。
売れる絵は何かと言うとやはり、好印象を持ってくれるような絵からスタートでしょう。根源的な奥底のものを掬って描く事も出来ますが、ま~暗~い絵になるでしょう^^;
当面は食べていく事が大事なので風景画、動物のイラストを考えています。
『開運!なんでも鑑定団』 で風景画を裸婦画と交換した人が昔、出演していましたが、家族からは不評のようでした。
考えてみたら、奥さんがいる一般家庭で裸婦画を飾る事ができる家庭がなんぼ有るかと言うと、ごく少数派でしょう。
友人知人、親戚縁者を家に招いて裸婦画がドーンと飾ってあったら、ドン引きされるのは想像に難くないでしょう(笑)
男性なら裸婦画は描いて楽しいけど売行を考えると、印象派が描いたような風景画なら好感を持って購入して貰えるでしょう。
買って貰って家に飾ってくれるとが、頑張って創って良かったと思います。熊本は風景に事欠く場所ではありません。雄大な自然が待ってくれています。
コンパクト デジタルカメラを手にして早く描きたいです♪
【関連展覧会】
日本・スイス国交樹立150周年記念
フェルディナント・ホドラー展
国立西洋美術館 企画展示室
2014年10/7(火)~
2015年1/12(月・祝)
巡回
兵庫県立美術館
2015年1/24(土)~4/5(日)