エジプト展は
かなり鑑賞したから…
クレオパトラ (字幕版) YouTube動画
【感想】
もういいとは思うのですが、趣旨が毎回微妙に違っているので、ついつい鑑賞してしまいます。人類文明発祥の地でもある訳ですから、沢山の遺物があるように思います。
全て見たという人は多分、いないでしょう。記録を残すというのは実は大変なことで、CDや HDDは約20~30年。紙だと100年くらいでしょうか。
石に刻んだ記録がなければ、エジプト文明の解読は難しかったかも知れない。次の世代にも語り継がれてほしいのですが、物騒な時代になったので、遺跡や博物館が安全に守られることを願うばかり。
展覧会の入口――大きな蛇で自ら命を絶つ、クレオパトラ像が見えます。初代皇帝アウグストゥスと極秘面会した後、クレオパトラは自決しているので、相当きつい条件を出されたと思います。
島流しくらい言われたかも知れません。その他にもいい仕事している遺物ばかりきて、お釣りがくる展覧会。大石像で重そうなのによく、床が抜けないものです。
旅行のギリギリに行けたので本当にラッキーでした。クレオパトラ以外にも名だたる王妃の、石像や石板レリーフが。ネフェルティティ、ハトシェプスト、ティイ。
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カエサルの胸像も。ポストカードにもなってたので当然、お買い上げ。最近の展覧会は遂にレターセットが無くなってしまいました(一筆箋はあるけど)。
これも時代の流れなのか。ブログ運営の相方、みゆには申し訳ないのですが、普通の文房具店かネット通販で購入するしかないでしょう。
SNS でスマホ、ケータイさえ有ればトイレの中だって世界と繋がれる時代ですが、デジタルは少し虚しいものを覚える。手紙のやりとりは残るのですが、SNS の記録はいずれ消えるでしょう。
のちに、歴史に名をのこす人物を研究するにあたり、SNS しか人とのやり取りが残ってないと、かなり厄介な問題になるでしょう。
SNS はプライバシーの問題があるので、後世の研究者が容易に手に入れることは難しく、手紙と違い、残らない可能性が大きいからです。
坂本龍馬が手紙魔なのは有名。坂本龍馬の手紙はとんでもない値段しますね。今ほしいと思うなら、高級車1台分はする。たまには直筆手紙を書きたいものです。
東間 陽一 Yoichi Azuma
sieg2039
2015.09.25 初回更新
2019.01.24 更新
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【東京の美術館めぐり】
「クレオパトラと
エジプトの王妃展」
2015.07.11―09.23
東京国立博物館 平成館
(台東区上野公園)
「メカニックデザイナー
大河原邦男展」
2015.08.08―09.27
上野の森美術館
(台東区上野公園)
「マルモッタン・モネ美術館所蔵
モネ展」
2015.09.19―12.13
東京都美術館
(台東区上野公園)
「ニキ・ド・サンファル展」
2015.09.18―12.14
国立新美術館
(港区六本木)
以上
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