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日曜美術館 裸体画こそアートだ “近代絵画の父” 黒田清輝の格闘 感想


『日曜美術館』
 NHK Eテレ(教育)

 毎週日曜 09:00~10:00 放送
 翌週日曜 20:00~21:00 再放送

「裸体画こそアートだ
 “近代絵画の父”
 黒田清輝の格闘」

 2016年04月24日
 09:00~09:45 放送

【司会】
 井浦新(俳優/ものづくり集団
『ELNEST CREATIVE ACTIVITY』
 ディレクター)

 伊東敏恵(語り兼務)
 (NHKアナウンサー)

【ゲスト】
 山梨絵美子
 (東京文化財研究所 副所長)
 蔵屋美香
 (東京国立近代美術館
  企画課長)

 松嶋雅人
 (東京国立博物館
  平常展 調整室長)
 三浦篤
 (東京大学教授)


――湖のほとりで涼む女性。油絵でありながら、日本的風情を醸し出している。日本洋画の傑作です。

作者は 「日本近代絵画の父」 と呼ばれる、黒田清輝(くろだ・せいき 1866―1924)。明治から大正にかけて

西洋画を日本に根付かせようとしましたが、その生涯は、裸体画問題との格闘に明け暮れました。

一糸まとわぬ姿で座る、西洋の女性。

黒田の裸体画は、風俗をかき乱すと世間の非難を浴び、この絵はついに警察の介入を招きます。

展覧会場にかかる絵の下半分が、布で覆い隠されたのです。世間は面白おかしく 「腰巻事件」 と呼びました。

東京国立近代美術館
企画課長 蔵屋美香

「裸体画は日本にそれまで無かった、新しい洋服とかビフテキが入ってくるのと同じように、人々の間に

騒ぎや騒動を
巻き起こしたんだと思います」

黒田の代表作のひとつ。日本人をモデルに起用し、独特のポーズをさせた寓意画です。世間からは

意味が分からない
石膏細工の写生のようだと
非難を浴びました。


★まさか黒田清輝 先生の絵が、発表当時、非難を浴びていたとは全く知りませんでした。僕ならば

リアルな風景画か肖像画だけ描いたかもしれません。明治大正はまだまだ、風紀は厳しかった筈なので

裸体画はかなり勇気のいる行動だったでしょう。ギリシャ彫刻も実は、裸体はすべて神様で、人間ではありません

というのが建前だったらしいです。もっと彫刻を作りたいのですが、モデルを雇うお金がないので、当面

無理でしょうね。毎日創作したいものです。エキセントリックな面白い形をした彫刻なら、モデル代金が

必要ないので作れますが。彫刻シミュレーターとも言えるCGソフトが壊れた状態なので、散々な状況で

嘆かわしい限り(T_T) ま~デッサンの基本の、立ち返る時期かもしれないので、少しずつ貯金して

いつかソフトを更新したいですね。発表はできませんが、ポルノグラフィはネットで氾濫しているので

それをデッサンして描くのはタダで出来ます。お金を払わないとヌードが見られなかった明治時代と比べたら

恵まれている方でしょう。10分、30分ならデッサン出来るので、やはり、お疲れでデッサンする気が

起きない感じ。プロの芸術家が本当に羨ましい。プロフェッショナルになれるよう頑張りたいです。

東間 陽一 Yoichi Azuma



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