『レギオン』(Legion)
2010年アメリカ製作
2010年5月22日 日本公開
(100分)
【スタッフ】
監督・脚本・製作総指揮:
スコット・スチュワート
脚本:ピーター・シンク
【配給】
ソニー・ピクチャーズ
エンタテインメント
【キャスト】
ミカエル:ポール・ベタニー
ボブ・ハンセン:デニス・クエイド
ジープ・ハンセン:
ルーカス・ブラック
カイル・ウィリアムス:
タイリース・ギブソン 他
【ストーリー】
モハベ砂漠に寂しく佇むダイナーが突然不気味な怪物たちに襲撃された! そこに、完全武装した男、ミカエルが現れる。彼は、神が人類を見限り、人間を皆殺しにすべく天使の軍団〈レギオン〉を連れてやってくると警告する。人類が生き延びる最後の望みは、若きウェイトレス、チャーリーのお腹に宿った子を無事に成長させなければならない。鋼鉄の翼を持つ大天使が率いるレギオンが襲い掛かってくる! “迷える子羊たち”である人類は神と天使に太刀打ちできるのか!?
【感想】
いい感じのしっかり作ってる、アメリカン・オカルトホラーB級映画でした。
派手なSF戦争マンガを1度作ってみたいものです。最初に派手なシーンを入れて、観客のハートをガッチリ掴むのが大事なようです。
まぁ限られた予算でやり繰りしないといけないから大変でしょうが。小銭のやりくりは今からよく勉強しないといけないような気がしてきました。
芸術、映画は作るのに原材料費と人件費、機材が必要です。小銭のやりくりが出来ないのに、億単位のお金を銀行から借りて映画を創ると、実に大変なことになります。
だから、銀行は映画制作に関してなかなか渋ります。出資して回収率は何%、成功率は何%とか統計データお持ちでしょうから、気持ちはよく分かります。
僕が銀行マンだったら「映画作るから金貸して」という人には貸しません。失敗すれば、自分の首が飛ぶでしょう…。
僕が初めて映画を撮る時は、予算100万円までとか決めて作ることになるでしょう。創る喜びは楽しいものがありますが、現実的な計算も非常に大事です。
映画制作で借金を作って長年苦しんだという人は結構いますからね。映画を創り続けているハリウッドは本当に尊敬できます。
成功したら、映画制作のための銀行とか運営してみたいものです。すぐに潰れる? かも知れませんが。
そう思うと、もっとたくさん本を読んで勉強して、たくさんの人と出逢う必要があると思えてきました。こういったホラーオカルト映画は多くあるので、他と差別化したものがもっと良かったですね。
『ゴーストバスターズ』『アダムス・ファミリー』のように、ライトで明るくファミリー向けのほうが、売れ行きいいような気が。
黒字を出してる映画は溜息が出ますねぇ。最初に創るアニメはもしかしたら、部下の時間潰しに当てるためだけに作るかもしれません。
遊ばせるより、ちょっとでも時間を有効にすべきでしょうから。アニメやCGのいい所は、俳優さんのスケジュールを考える必要がないことでしょう。
声優さんはもちろん、スケジュールを立てないといけませんが。全体的な感想として、もうちょっとお色気シーンがあってもよかった感じ。恐怖とお色気が同居すると、結構良くなりますからね。
海外ホラー映画はモンスターと闘うのに主眼が置かれてて、日本のホラー映画はどうやったら助かることができるかとか、モンスターやお化けと闘うことは余りできず、無力に倒されていくのが多い。
上司に抵抗できないニッポンのサラリーマンを思わせる。う~ん恐ろしい。映像作りは大変ですが、漫画だと超低コストで作れます。
手作りの本をデジタルで売ることができるようなので、漫画出版社のコンテストに投稿してダメな失敗作は、Amazonで300~500円くらいで売ろうかと思ってます。
実際に印刷しなくて済むので、とてもメリットがあります。まだ別の仕事を組んでるので、手が出せないのが残念。たくさん映画鑑賞して、心の栄養にしたいですね。
東間陽一 Yoichi Azuma
sieg2039
2015.06.01 移転
2016.02.01 公開
2023.06.01 更新
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